博多の伝統文化
昨日は、博多区の名刹のひとつ、聖福寺にて、大学の先輩が主宰される初釜に参席させていただきました。
「聖福寺(しょうふくじ)」は、1195(建久6)年に禅宗の祖である栄西(ようさい)禅師が開いた日本最初の禅寺です。栄西禅師は、宋(中国)より「茶」を持ち帰り、境内や背振山などに植えて、 各地に広めました。同時に宋風の喫茶も伝え「喫茶養生記」を著して 茶文化の先導的な役割を果たしています。後に「茶祖」と呼ぼれる所以です。
さすがにお道具も素晴らしく、本年の干支にちなんだ龍の図柄でした。
25年前に着たきりの附下を引っ張り出しました。母の帯を合わせると、なんとか年相応に。和服はほとんど流行がなく、大切に扱えば何世代も着て楽しむことができ「エコ」ですね。
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