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2012年1月 9日 (月)

博多の伝統文化

昨日は、博多区の名刹のひとつ、聖福寺にて、大学の先輩が主宰される初釜に参席させていただきました。

「聖福寺(しょうふくじ)」は、1195(建久6)年に禅宗の祖である栄西(ようさい)禅師が開いた日本最初の禅寺です。栄西禅師は、宋(中国)より「茶」を持ち帰り、境内や背振山などに植えて、 各地に広めました。同時に宋風の喫茶も伝え「喫茶養生記」を著して 茶文化の先導的な役割を果たしています。後に「茶祖」と呼ぼれる所以です。

さすがにお道具も素晴らしく、本年の干支にちなんだ龍の図柄でした。
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25年前に着たきりの附下を引っ張り出しました。母の帯を合わせると、なんとか年相応に。和服はほとんど流行がなく、大切に扱えば何世代も着て楽しむことができ「エコ」ですね。


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博多の伝統文化の奥深さを体感させていただいた久しぶりの休日らしい休日でした。

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