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2010年10月 3日 (日)

玄界灘風景街道

堤かなめです。皆さん、玄界灘風景街道ってご存知ですか?
恥ずかしながら、私はよく知りませんでした

10月1日福岡国際ホールで開かれた(財)福岡アジア都市研究所などの主催による「玄界灘風景街道と都市連合」というシンポジウムに出席し、初めて知りました。来年3月の九州新幹線の全線開通を契機に、玄界灘風景街道に全国からたくさんの人たちに来ていただくようにするために何が必要かが論じられました。

登壇者は、この街道沿いの福岡市、糸島市、唐津市のそれぞれの市長さん(吉田宏氏、松本嶺男氏、坂井俊之氏)、そして国土交通省九州地方整備局長(岡本博氏)。西日本新聞社報道センター部長(桑野和泉氏)のコーディネートで、活発なディスカッションとなり、あっという間の2時間でした。

全国では119ルートが「風景街道」として登録されており、その一つが「玄界灘風景街道」です。http://www.mlit.go.jp/road/sisaku/fukeikaidou/img/pdf/kyu/kyu_07.pdf

日本の道路は、まずは、モノや人を運ぶ手段として整備されてきました。その結果、道路脇の雑然とした標識や看板、電柱や電線など、せっかくの美しい風景なのに、それが台無しになっていることが多々あります。

私は、2月から半年、福岡県内を車で走り回っていました。とくに福岡と糸島の間は、何度も何度も往復しました。しかし、美しい海を楽しめる時間は、ほんの少し。その少しの時間でも、すごく癒されました
 道を走りながら、もっともっと綺麗な景色を楽しめることができたらどんなにいいでしょう

きっと日本も産業化以前は、風光明媚なthe long and winding road がたくさんあったことでしょう。いまこそ、効率一辺倒ではない「長く曲がりくねった道」を楽しむ余裕をもちたいものです。

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