学生も頑張っています!
先日、かなめさんと九州大学、福岡大学へ行きました。
どちらもかなめさんが教員をしていた場所であり、九州大学はかなめさんの母校。
数ヶ月前まで教えていたところだけあって、
かなめさんはとてもなつかしそう。
英文科時代、かなめさんが勉強していたという部屋をのぞいてみると、
数人の学生さんが。
かなめさんが声をかけると、
「本人ですか?!」とびっくり!
公示期間中、駅で見かけたという学生さん、握手しました!という学生さん、
自転車に乗って街宣活動をしている姿をみました!(笑)という学生さん。。。
公示期間中の服装とはまるで違うかなめさんに一様に驚いていたようでした(笑)
同僚や先輩教授にもお目にかかりました。
未来ある若者が、本当に頑張っている若者でさえ、将来を見出せない、就職できない現実。
そんな若者を救いたいと必死な教授陣。
「なんとかしたい!」
かなめさんも決意を新たにしたように感じました。
私の母校でもある福岡大学では、
○○年前をなつかしく思い出しながら文系センターの教授室へ。
人文学部の星乃教授にお目にかかりました。
すごいです。
学生のことを本気で考えられている、温かい方でした。
「エールの意味で・・」といただいた本は、
人文学部歴史学科西洋史ゼミ生が書いたもの。
「学生が語る 戦争・ジェンダー・地域」
毎年9月。福岡大学では七隈史学会で学会報告が行われています。
ひとつのテーマを決め、いくつかの班に分かれたゼミ生が、一年かけて報告準備をするそうです。
「歴史」を過去のものと捉えるだけではなく、過去があったからこそ今がある。
では、現代の社会問題を解決していくにはどうすればいいか。。。
歴史にはそんなヒントがきっと隠れているでしょう。
同時に、学問をすることは決して道楽ではない、大卒という肩書きをえるためのものでもない。
苦労して、時間を費やしてひとつの「報告」を完成させる。
議論を重ねて完成した報告。その3年分がつまったこの書。
表紙の絵も学生さんによるものだそうです。
学んできたこと、考えたこと、研究したこと。それらを形にしたことは、
社会に出たとき、学生さんたちの大きな力となり、財産となるでしょう。
そんな機会をつくられた先生の存在は大きいですね。
学生と教授との連携。
専門分野を研究している大学と社会との連携。
地域活動に携わる方々との連携。
さまざまな分野の人々が知恵を出し合っていけば社会はもっとよくなるはず。
そういった仕組みを やはりかなめさんにつくってほしいな〜と切に思いました。
かなめ事務局 中島
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