障がい者自立支援法について
堤かなめです。
2006年に「障がい者自立支援法」が施行された結果、全国の障がい者は、定率一割負担や食費などの負担増に耐えかね、サービス利用を中断したり、利用日数を制限せざるを得ない状況に追い込まれ、引きこもり生活に逆戻りするなどの事例が増加しています。
また、厚生労働省が昨年11月に発表した調査によると、「障がい者自立支援法」施行によって、以前より負担が増えたという利用者が9割にも上ったそうです。
現在、制度の谷間をなくし、サービスの利用者の「応能負担」とする「障がい者総合福祉法」(仮称)が検討されています。当事者の声を反映した法律となるよう、しっかり見守りましょう。
今日は春の日差しが戻ってきたようです。皆さん、よい週末を!
かなめ
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